2020.05.04 Monday/ |
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Live In Concert At Metropolis Studios London (2CD + DVD) (JUGEMレビュー »)
Bill Nelson & The Gentleman Rocketeers |
あっしの一番好きなビル・ネルソンのアルバムですっ。祝!見事に再現されましたっ。リマスターされてCD化ですっ!そりも8曲ものボーナス・トラック(ミニアルバム“LIVING FOR THE SPANGLED MOMENT”の曲)を含みます。ただ残念なのはジャケットが差し替えられている点ですが・・・。拙者はオリジナルのジャケが良いと思います。おそらく中世ヨーロッパ等のキリスト教関連の書物にでもインスパイアされたのでありましょう。裏ジャケを見るといっそうそれが想像されます。
まぁ、発売したオリジナル盤のレーベルが大手だったから致し方ないのでありましょう。 ネルソン自身もCD化したかったのでしょう。20年たって念願のCDで聴くことができます。そりも、リマスターで蘇るのであります。入手困難になる前にお早めに注文いたしましょ! Be Bop Deluxeやレッド・ノイズで表現していたSF趣味やエレクトロニック&メカニカルな感触から離れ、アコースティカルな雰囲気のユーロッパ的なものになっている。ロキシー・ミュージックの初期やデビッド・ボウイが70年代の半ばに取り扱った、退廃的な耽美主義とでも言えそうなムードが全体を覆っている。 米国でのタイトルは"on a Blue Wing"として発売されています。ジャケットも別もので、曲も若干違います。今は、廃盤でしょ。 JUGEMテーマ:音楽 http://www.billnelson.com/
ビル・ネルソン
ブリティッシュ・ロック界において特異なポジションで活躍している、vocal、ギターリスト。1970年代はグラム・ロックの流行とともに知名度をあげて、ビ・バップ・デラックス(group)ではSF風味のモダン・ロックを展開し、業界からも注目されました。その後ソロに転じて、1980年代は世界的なテクノ・ブームとともに日本でもYMO関連のアーティストのliveでギターリストとして参加した経緯があります。その当時の熱心な音楽ファンの間ではネルソンおじさんの知名度はあると推測されますが、90年代以降は日本の音楽シーンではほとんど取り上げられていません。実質彼のアルバムは日本で数える位しか発売されていません(「Atom Shop」はタイムラグなしに正規に発売された数少ないアルバムのひとつ)、過去のアルバムはほとんど廃盤状態です。自身のレーベルを何度か立ち上げてアンビエント風味の作品や、歌入りのアルバムを発表してきましたが重要なものは日本では発売されていないのが現状です。そして、ネルソンおじさんの特徴の一つとして、コツコツとスタジオで録り溜めたものをパッケージ化して沢山発表していくことです。ドラムマシーンやリズムボックスでのベーシックなトラックがあり、その上をキーボードやギター、そして歌が重なります。(最初にギターでメロディを考えるのかも?)2002年はBoxものとして6枚ものアルバムを一気に投入してきました「Noise Candy」。この人の創作意欲は止まるところを知りません。そして今回ご紹介のアルバムも2枚組です。統一のコンセプトがあり、曲作りの過程で2枚組になってしまったというよりは、ストックがあるので出してみました・・・という感じなのであります。ジャケットもネルソンおじさんの趣味が反映されたもので、レトロな感触のイラストが使用されています。すべての楽器を演奏し、作詞・作曲、そして独特の歌声でネルソン・ワールドを構築しています。ジャンルやカテゴライズが難しいのですが・・あえて付けるとすれば、エレクトリック・アンビエント・ポップとでもいいましょうか・・脱力系ロックですかなぁぁ。フワフワ感がたまらなくて・・・。一度ネルソン・ワールドの素晴らしさを体験するともう抜け出すことは困難に思えてきます。貴方もBill Nelsonのストレンジ・ワールドに足を踏み入れてみてはいかが? http://www.billnelson.com/ JUGEMテーマ:音楽
拙者の大好きなビル・ネルソン。Be Bop Deluxe後に沢山のプロジェクトやストレンジなソロ・ワークで大活躍してきた、ビル・ネルソンの2002発表の企画モノであります。企画ものといっても、1990年から2000年までのスタジオテープから編集されて作り出された6枚のアルバムが入っています。ビル・ネルソンはビックラするくらい多作で有名でありますが、この6枚組の限定ボックスは彼のプライベート・スタジオに眠っていた素材を基に編集されている。それぞれ傾向の違うものを6つに分けて全6枚のアルバムに仕上げたのである。(さすが職人!)ネルソンはいままでにも自己のレーベルからアート的なエレクトロニクス作品を多数リリース、そしてもう何が何だか分からないくらいソロアルバムがある。ということで、このボックスセットにはCD1枚ごとに異なるタイトルとジャケットイメージが添えられ、ブックレットもオールカラーの50ページの豪華版で、アルバム6枚分を束ねたような構成となっている。よくレアトラック集というと、本当にアウトテイクス集のようなものが多い中、この6枚組CDボックスは一枚ずつ発売してもよいくらいの内容であります。全曲数119曲で400分近くの超大作であり、ビル・ネルソン・ワールドを堪能するにはもって来いの6枚組BOXセットであります。まだまだ録音ストックは沢山あり、新しいアルバムが何枚も製作できるとのこと。本当に底の知れない才能を持った天才であります。アートワークも細かい所まで考えられており美しいものです。お得意の50〜60年代のポップ・カルチャーの影響が見られるものです。ファンだけのものにしておくのはモッタイない!
Album Title Noise Candy Date of Release 2002(release) Genre Rock Styles , New Wave, Prog-Rock/Art Rock, New Age Time CD-1, 68:35 CD-2, 55:32 CD-3, 64:55 CD-4, 71:33 CD-5, 69:54 CD-6, 71:43 noisecandys A 6 CD boxed set of music by Bill Nelson 1. Old Man Future Blows The Blues 2. Stargazing With Ranger Bill 3. Sunflower Dairy Product 4. King Frankenstein 5. Console 6. Playtime JUGEMテーマ:音楽
カナダの老舗プログレッシヴ・ハード(メロディック)バンド「SAGA」の結成30周年記念アルバムにして、フロントマンであるマイケル・サドラーのラスト作。前作[Trust]から1年半ぶりのアルバムですが、ライブDVDが出たばかりなので個人的にはずいぶんとお早い新作投入と言った感じ・・・。(あぁ、サドラーともこのアルバムでお別れかぁぁ) そして、このアルバム発表とともにワールド・ツアーが開始されてマイケル・サドラーが有終の美を飾るのでありまんしたっ・・てかっ。ワールドって言っても日本でライブする予定はないでしょうなぁぁ。(生で観たかったな・・。 今後「SAGA」がどのような活動をしていくかは詳細は不明・・。新ヴォーカルを加入させて新生「SAGA」として活動を続けていくか、はたまた活動休止するか・・・。 個人的には、このツアーでサドラーが継続していくか??(拙者としてはこれが一番良いのだが・・脱退の理由がサドラーの個人的な理由ということなので、なんとも言えない) 今回のアルバムの内容は、ここ最近の作品の中でも一番の出来と言えるものとなっています。やはり、結成30周年記念アルバムとサドラーのラスト作と言うことで、他のメンバーも全ての力を注ぎ集中して作り上げたのかしら・・。 1曲目から「SAGA」節が全開の曲でグイグイと聴く者を「SAGA」ワールドへ誘ってくれています。ほとんどが5分から6分台の曲が10曲収録されていて、どの曲も「SAGA」独特のメロディラインで構成されていて、時にはハード&メタリックなギターのリフ、クラシカルなフレーズを散りばめたキーボードの分厚い演出の中、サドラーの中高音域の特徴的な声が響きます。(ううっ、グッスン!) 2007年1月のアナウンスでは、このツアーが終了する2007年末にサドラーがバンドから離れるとなっているが・・・。 拙者がお願いするのは、このツアーの模様を映像作品として残してホスイ!! そして、「SAGA」という素晴らしいバンドが活躍していたことをより多くのロック・ファンに知っていただきたいっす!(あっ、「SAGA」が解散するわけではないんだなっ!) JUGEMテーマ:音楽
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